『NEWTYPE ニュータイプの時代』
#未来のデザイン
No.
001
2020/11/15

『NEWTYPE ニュータイプの時代』

著  者
山口周

2025年までに、日本の中小企業の 1/3が廃業すると言われています。これは中小企業庁が発表した試算です。

今回紹介する『NEW TYPE ニュータイプの時代』は、会社が無くなる時代でも、豊かに生きて行くための視点を教えてくれます。

そのコンセプトは、『オールドタイプ』と『ニュータイプ』

この区別を理解することが現代社会で感じる疑問を解消してくれて、その疑問を一つ一つ解消していくことで、生きにくさを感じなくなります。

そしてニュータイプの人間へと生まれ変わることが出来れば、未来に大きな希望を抱き、日常に生きる意義を持つことができます。


オールドタイプも、かつては成功者。
しかし、モノが溢れ、情報過多の現代では、これまでの成功体験や成功法則は通用しません。

このかつての栄光にしがみついていたら、豊かに生きることはできません。

『20世紀的優秀さ』の終焉です。


時代の波に乗り遅れたら、犯罪者になってしまうことすらありえます。
明治時代に刀を振り回していたら犯罪者になってしまうように・・・


ニュータイプは『量より質を重視』します。
また、「HOW」ではなく、「WHY」とWHAT」で人から共感を得ます。

成長社会であれば、同じ土俵の中から一つ頭突き抜けて、「どのように(HOW)」を重視し、差別化を図るかを考えればOKでした。

しかし、今の時代は共感が無ければ、人の心は動きません。
それは、お客様も社内の人間も同じです。
それだけ市場環境、組織の環境は変化しているからです。


また、予め用意された筋書通りの道をゆくオールドタイプは、混沌とした現代社会では、迷子になってしまいます。
今の時代、正しさや正解を求めていても、見つかるまでに変化が生じてしまいます。


偶然性を楽しみ、遊び心を大切にした生き方こそが、
パフォーマンス向上には欠かせません。
『正しさから楽しさへ変化した』と言っても良いでしょう。

なぜなら、自然界はエラーがつきものだからです。
全てが人間の思い通りにはならないのは必然です。



この、偶然のエラーさえもポジティブな力へ変換する、これこそが、ニュータイプであり、これからの時代のリーダーの在り方です。


他に気になるキーワードは、
「20世紀的優秀さ」「オールドタイプ」「対置」「美意識とアート」「問題を拡大再生産」
「発見」「未来」「構想」「能力」「意味の動機付け」「共感」「WHAT・WHY」「偶然性」
「場・フィット」「経験をリセット」


この本を手に取れば、これまで手に入れてきたモノを手放す勇気が持てるかもしれません。
そしてあたらしい時代で悠々自適に生き抜く自分を見つけられるかもしれません。