正しい投資の6ステップと、「AI」が導くアルゴリズム





この本はこれからの資産運用を考えさせられる 内容となっており、


『日本人の投資に対する思考を正してくれる本』

です。



日本人とアメリカ人の投資に対する考え方が、 違うことは、割と知られています。


しかし、この違いが老後の資産の違いを 生んでいます。

これについて、真剣に考えている人は ごく、わずかなのではないでしょうか?



著者はウェルスナビのCEOの柴山和久さん。

元財務官僚で、アメリカのウォール街を本拠に、 マッキンゼーで活躍された、金融のエキスパート。


柴山さんは、アメリカ人の妻を持ちます。

その両親は一介の会社員世帯ながらも 億単位の資金を蓄えていたことに 衝撃を受けたことを本書で語っています。



日本では考えにくい額の資金ですが、 プライベートバンクで資産運用をすることで、 その多額な資産を築いたのだと言います。


ちなみに、プライベートバンクとは、 一部の富裕層のみが利用することができる 限られた人のみが利用できるサービスです。



一介のサラリーマンながらも、ご両親は 会社の福利厚生で利用できたのだそうです。




『日本の資産運用はガラパゴス化している』


私の住む日本では、老後資金の備えと言うと『貯金』です。


日本の個人金融資産の割合で、 預貯金は51.5%


一方、 アメリカは13.7%です。


では、アメリカの個人金融資産で 最も割合が高いものは、『株式・債権』です。

その率52.2%



『世界のスタンダードならえば、 「老後の備え」の解になるのは、資産運用』 であると著者は言います。


日本で働く世帯の多くは、その解を知るすべすらありません。

「長期・積立・分散」の資産運用こそが、 格差社会を乗り越える最適解だと、本書では言い切ります。


ところが、ここ日本では、金融の専門家ですら 自分の資産は貯金中心だそうです。 だから、ガラパゴス化しているという訳です。




『人間の脳は資産運用に向いていない』


さらに困ったことに、人間の脳は、 資産運用に適していないと言います。

人間の脳は理屈で正しいと理解をしていても、 正しい行動ができないのだ、と言います。


ダイエットが続かないのも、ここに理由があるでしょう。 瘦せたいなら、結局、食べなければいわけですから・・・



もし、相場を正確に予測ができたとしても、 その通りに行動できないのが私たちの脳なのです。


これには、明確な理由が存在しています。

それは、『人間の脳が「損をすること」を極端に嫌うから』

さらに、その感情の揺れは「得すること」のおよそ2倍だとも・・・

上昇相場にも、下落相場にも恐怖心が付きまといます。


だからこそ、人間の脳は資産運用には向いていないという訳です。

では、どうすれば、アメリカのご両親並みの 資産運用ができるのでしょうか?


その答えが、

『日本人が知らなかった”正しい”資産運用』第4章

を知ることです。



”正しく”と聞くと、少々あいまいで、 なにを持って正しいのか? という疑問が生まれるかもしれません。


しかし、資産運用には、確かに正しい運用が存在しています。

海外の富裕層や機関投資家の間では、 10年、20年という長い時間をかけて 資産を大きく育てる「長期・積立・分散」が スタンダードです。



そして、具体的なステップを、 この章では紹介しています。


ステップ1:資産運用の目標を立てる ステップ2:最適な資産配分(ポートフォリオ)をつくる ステップ3:具体的な銘柄を選定する ステップ4:取引の前に、もう一度リスクを確認する ステップ5:積立を設定する ステップ6:リバランスを着実に行う


以上の6つのステップが正しい資産運用です。



これを知るだけでも投資の見方が変わります。

しかし、この通りに行動できないのが人間です。

そこで、活躍するのが、 ロボットアドバイザーという訳です。



この正しい6つのステップを虎視眈々と進めてくれる、 という訳です。


プライベートバンクも、正しいステップで運用を行います。

しかし、資産を増やすためには、多額の資金が必要となります。 仮にプライベートバンカーが年間2000万円を稼ぐとしたら、 きめ細かいサポートをするために、20人が限度だと言います。



さらに、事業として成り立たせるためには、 1人2億から3億の資金を調達しなければならないのです。

ところが、AIを活用することで、正しいステップを、 正しい行動で、資産運用をしてくれるようになりました。


そのサービスが、著者が創業した『ウェルスナビ』なのです。



実際、私自身もウェルスナビで資産運用しています。 みるみる資産が増えるのを目の当たりにすると、 ただ貯金をしているのは勿体ないとさえ感じます。


別に、ウェルスナビの広告塔ではございませんが、 難しいことを考えることもなく、 株式投資のような恐怖感も少ないので、 これから投資を始めたい、という人には最適です。


その前に、この本を手に取り、 投資に関する事情を知っておくのも忘れずに。


今回は、 『これからの投資の思考法』 をご紹介させていただきました。

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